プレジデントの2019年1/14号に、
大好きな羽生善治さんのインタビューが掲載されていました。
長考に好手なし
将棋の世界では、長く考えれば最善の選択が出来るかというとそうではなく、
ある程度考えてからは、どこかで踏ん切りをつけて決断をする必要があるそうです。
「迷ったときに、踏ん切りをつけられるかが、調子を図るバロメーターになっている」
「なかなか決断が出来ない時は調子が悪い時だ」とおっしゃっています。
また、結果が出ていないのはそれが「不調」によるものか、
「実力」によるものかを見極めるのが大切であるとも言っています。
「不調も3年続けば実力」とのこと。。厳しい世界ですね。
では、不調と実力をどう見極めるかということですが、
不調とは「やっていることは間違っていないが、結果がまだ出ていない」
状態であるということです。
そういう時にはやっていることは間違いではないので、やることは変えず、
代わりに髪形や模様替えをして、気分を変えるそうです。
こういったお話は、常日頃から不断の努力をしているからこそ考えられることですね。
本当に尊敬です。
自分も少しでも近づけるように精進しなければ。
恐らくこのインタビューは、竜王戦に敗れられる前のものだと思いますが、
このインタビューを読んで、今年の羽生は必ずやタイトルを奪還されると確信しました。
これからも応援していきたいです。