サイトのアクセス解析の方法はいろいろありますが、
アナリティクス側でやるべきことは
・全体のセッション数
・サイト滞在時間の確認
・閲覧数の多いページの把握
・閲覧開始の多いページの把握
・離脱率、直帰率の高いページの把握、改善
・モバイル率の把握
・コンバージョン数の把握、経路の把握
あたりを眺めると、おおよそのユーザーの傾向と
サイトの改善点がぼんやり見えてくるものだと思いますが、
お客様によってはもう少し色々見てみたい!という方も多いです。
そんな中でよく問い合わせを頂くのが、掲題の
「ユーザー属性が表示されないんだけど?」
という質問です。
ユーザー属性は、ユーザーがGoogleアカウントにログインしている状態でサイトを見たときに、
Google側が認識(というか類推)しているそのユーザーの属性(年齢、性別、趣味など)の情報を
アナリティクスに渡してくれるものです。
上記の情報をアナリティクス側に収集するには、
アナリティクスの設定と、プライバシーポリシーの記載が必要になります。
アナリティクス側の設定
プロパティ設定
アナリティクスで「管理」→「プロパティ」→「プロパティ設定」と進み
・ユーザー属性レポートとインタレストカテゴリレポートの有効化
・レポートでユーザー指標を有効にする
をオンにする。
トラッキングコードのデータ収集
「トラッキング情報」→「データ収集」と進み
・リマーケティング
・広告レポート機能
をオンに。
これでデータ収集が出来るようになるはずです。
プライバシーポリシーの記述は忘れずに
アナリティクスでデータを収集するには、該当するサイトのプライバシーポリシーに
その旨の記載が必要です。下記などをご参照ください。
Googleアナリティクスの利用規約では、広告向けの機能を有効にしている場合は、その機能を利用しているという情報を開示することを求めている。なお、通常のGoogleアナリティクスの計測だけの場合でも、データ収集のためにCookieを使用していることについて、サイトにプライバシーポリシーを公開して告知することを求めている。利用規約を一度確認しておこう。
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それでは。