木村一基(46歳)王位のインタビューは、全アラフォーが読むべき。

週プレニュースに、先日王位を獲得した木村一基さんのインタビューが掲載されてました。

https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2019/11/16/110137/

木村王位を初めて知ったのは、私が将棋にハマり出した2.3年くらい前だったと思います。

アベマTVの将棋解説で将棋を見ることが増えたのですが、その時解説を担当していた木村王位のトークの面白さと、将棋内容の解説の分かりやすさで、一気に好きになりました。

木村王位は現在46歳で、今まで何度かタイトルに挑戦されていますが、残念ながらいずれも後一歩のところでタイトル奪取を逃しています。

そんな木村王位が先日の王位戦で、29歳と全盛期を迎えている豊島名人からフルセットの末タイトルを奪取し、将棋界はちょっとしたお祭り騒ぎになりました。

棋士の全盛期となる年齢は25歳から30歳くらいと言われていて、30代に入ると少しずつ棋力が衰え始めてくるそうです。

将棋って、そんなイメージないですよね。

しかし、タイトル戦となれば全国各地を回り二日戦を行い、残り時間が少なくなれば瞬発的な判断も必要で、それを週何回も繰り返すこともある棋士という職業は、実は非常に体力と瞬発力が求められるのです。

そんな中、46歳の木村王位が初タイトルを取ったという事が、いかに凄いか分かりますよね。

私もアラフォーを迎え、仕事への取り組み方や、今後の生き方について考えることが増えてきていますが、もし同じようなことを考えている方がいましたら、是非木村王位のインタビューを読んで欲しいです。将棋に限らず、全てのアラフォーへのメッセージが詰まっています。

それでは、インタビューの中から、私が個人的に感銘を受けたところをご紹介します。

タイトルを奪取できた要因を聞かれて

木村

ひとつだけいえることは、今年に入ってから研究の時間を大幅に増やしました。外出したときの10分程度の空き時間も、頭の中で戦術を練ったり。起きてから寝るまで自分でもいやになるくらい勉強を続けたことが、いい方向に出たのかなって。

――ほぇ~! でも、年齢とともに気力や記憶力が落ちてきますが、そのあたりは?

木村

正直、きついです。20代、30代の頃と比べて疲れやすくなってますし、やる気も出づらくなっています。「もう今日はこのへんでいいかなあ」と思うときも少なくないですから。でも、そういうときでも「もうちょっと」と頑張るようにはしています。

40代に差し掛かると、仕事にも慣れが出てきます。自分の頑張りに対しての成長や、それに対してどのくらいの成果やメリットがあるかも、少しずつ予想ができるようになってきてしまい、なかなか頑張り続けるのが難しくなってくる年頃です。

私も、今までは22時や23時まで、時には日付が変わるまで働き続けることがありましたが、最近はそういう事も少なくなってきて、「まぁ、明日でいいか」みたいな感じで仕事を終わらせてしまう事もあります。

もちろん、ただ遅くまで働くことが良いことではないですし、短い時間で成果を上げるに越したことはないのですが、「時間を忘れて仕事に没頭する」といったことが減ってきているのも事実ですし、そういう時に本当に良い仕事が出来るのも間違いないので、やはりそういう働き方が出来なくなってきている自分に気づくと、時々無性に不安になることがあります。

木村王位も、そういう体力や気力の問題と向き合いながら、それでも以前と比べて研究に時間を使い、研鑽を積んできたことが分かります。アラフォーだからこそ、この大変さを痛感していますので、本当に凄いなと思いました。

――あともう一歩を頑張らせたものはなんなのでしょう。

木村

結局自分には将棋しかありませんから、やるしかないということです。ピークは過ぎているという自覚はあるので、現状維持をする努力ですね。それを怠ると真っ逆さまに落ちていきますので。

これも本当に身に染みます。

将棋の世界ほどではないですが、ウェブ制作の世界も若さは非常に武器になります。覚えるスピードも速いですし、先述のように頑張れる時間も長いですからね。

そんな中、これから20年30年とウェブ屋としてやっていけるのかと、不安になる時もあります。

しかし、自分には今の仕事しかない!という気持ちを持ち、日々の精進を怠らないことが重要であると、改めて気づかされました。

他にも、家族のことや奨励会時代のことなど、棋士でない自分にも共通する内容がたくさんありますので、興味のある方は是非読んでみてください。

それでは。

この記事を書いた人

mako110

原宿でWEBディレクターをやっています。
WEB業界に携わって約15年。独立して7年目です。
自分らしく、働きやすく、周りの人の役に立つ。
そんな仕事をゆるゆるとやっています。