静岡学園の加納君のシュートが素晴らしかった。

皆さん、高校サッカー選手権の決勝はご覧になりましたか?
昨日の日本代表(オリンピック予選)の不甲斐なさが絶妙な味付けとなり、
高校生同士の気持ちのこもったプレーの一つ一つに熱狂したのは、
私だけではないと思います笑。

しかし、今の高校生の技術力の高さには驚かされます。
特にビックリしたのは、静岡学園加納君の同点ゴールです。

素晴らしい動画がアップされていました。
公開された方、ありがとうございます。

さて、こちらの動画を見てみると分かるのですが、
2:00くらいに一度、ゴールした時と同じ呼び込み方をしていて、
その時はボールが出てこなかったのですが、
そのあと動きなおしを行い、その次にボールが出てきたときには、
左足でトラップした後、すぐにまた左足でボールを持ち出し、
ゴール逆サイドにシュートを突き刺しています。
恐らく、今まで何度も何度も練習してきた形なのだろうなというのが伺えます。

このシュートで、風間八宏の技術解体新書の「シュート」の概念を思い出した

しかし、この動画を見てみると分かるのですが、
このシュートの前を見返しても、加納選手は一切ゴールを確認していません。
ひょっとしたら、横目で見ているのかもしれませんが、
動画を見る限りは、首を振ってゴールの位置を確認するということはしていません。

恐らく、ペナルティエリアの位置などを確認することで、
ゴールの位置を感覚的に把握することが出来ていたのだろうと思います。

以前、風間八宏さんの「技術解体新書」という本の中で風間さんが
「シュートの前に顔を上げろ、という人もいますけど、あれではだめです。」
「ゴールの位置を把握するのはシュートよりもっと前」
「メッシはドリブルを開始してからシュートを打つまで、ゴールを見ない」
といったことが書いてありました。

また、
「パスと違って、ターゲットは動かない。ゴールは動かない。だから事前に見ていけば、あとはイメージでいい。」
ともあります。

優秀なストライカーは、常にゴールの位置を把握していて、
自分のプレーに入ったときには、ゴールを見なくとも、
目の前のボールと、間接視野に入るディフェンダーの動きだけをよく見て
シュートを打つ作業に集中しているのだと思います。

逆に、大事な場面でシュートが入らないのは、
ボールが来てからゴールの位置を意識したり、
相手ゴールキーパーの動きを見たりすることで、
ボールに集中できず、結果ミートをミスしてしまうのだと思います。

釜本邦茂は、「目をつぶっても、右45度からなら決められる」とよく話していたらしいですし、
ジーコはフラメンゴでプレーしていた時、ゴール裏のあるカメラマンに赤いシャツを着せ、
そのカメラマンを目印にしてプレーをしていたという逸話もあるようです。

上記を踏まえると、優秀なストライカーの条件としては

・常にゴールの位置を正しく把握している
・自分のプレーの時には、ゴールを観ずに目の前のことに集中する

というのがあるのかなと思います。

・・・

これは、人生やビジネスにおいても同じことが言えますね。
優秀な人ほど、自分が目指すゴールの位置を把握していて、
いざというときには目の前のことに集中して実行をしていると思います。

「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分」
なんて言葉もありますが、自分の中で動かないゴールを置き、
常にゴールを意識しながら、目の前のプレーに集中するということが大切なのだなと
高校生に教わった、成人式の日でした笑。

では、明日からも頑張りましょう~。

この記事を書いた人

mako110

原宿でWEBディレクターをやっています。
WEB業界に携わって約15年。独立して7年目です。
自分らしく、働きやすく、周りの人の役に立つ。
そんな仕事をゆるゆるとやっています。