9月で法人設立してから5回目の決算となりました。
今年は、売り上げ自体はほぼ横ばいだったのですが、経費の削減が進み、利益自体は10パーセントほど改善することができました。
経費には毎月かかる「固定費」と「変動費」があります。
「固定費」は、人件費や家賃
「変動費」は仕入れ費や外注費などが大きいです。
今あげた項目は、全体に対しての割合が大きいので、経費を削減しようとするときに真っ先に目につくところですね。
しかしながら、これらの項目は、スタッフのモチベーションや製品の品質にダイレクトに影響するため、簡単に下げたり削ったりする事はしづらいところもあります。
ただ、その他の項目は、削れたとしても数万円だったりすることが多く、しかも削減するためにはそれなりに手間がかかったりします。
そのため「まぁ、今度でいっか」という感じになり、結局そのまま固定費を払い続けることになり、いつの間にか脂肪のように膨らんでいってしまいます。
今回行ったのは、そういった小さい経費を1つずつ見直し、手間がかかっても積極的に削減していく事でした。
とはいえやはり「まぁ、今度でいっか」となりやすいのも事実。。
そのため今回は「固定費は年間で考える」ことで、重い腰をぐいっと上げることに成功しました。
固定費は出来るだけ長いスパンで考える
毎月数万円の経費も、年間で考えれば数十万になります。それが3年、5年となれば、100万以上の額になりますよね。
固定費を削減するときには、その数字をなるべく大きくしてとらえ、「数年間でこれだけの削減が出来る項目なんだ」と認識して取り組むことが大切だと思います。
もちろん、製品のクオリティや社員のモチベーションに影響がないように、というよりも、無駄な経費を削減することで、本来投資すべき項目に積極的にお金を使えるようにするための経費削減だという認識が必要です。
まだまだ削るべき無駄な経費はあると思います。来年は景気が減退するとも言われていますので、今のうちに取り組んでおきたいです。
では。