手のない時は端歩をつけ

将棋の羽生九段が、歴代の最多勝利記録まであと1勝になりましたね。

https://www.shogi.or.jp/news/2019/05/1_46.html

現在の通算勝利数が1432勝という事で、羽生九段がこれまで積み重ねて来た途方も無い勝利数にに改めて驚きます。

ちなみに、昨年の年間最多勝利が佐々木大地五段の46勝ですから、そのペースで30年勝利を積み重ねても、まだ羽生さんの成績には届きません。。

そう考えると改めて凄い成績だと分かりますね。

さて、先日そんな羽生さんの本がコンビニに置いていたので、思わずジャケ買いしてしまいました。

なんか、うちの近所のセブンイレブンは、本のチョイスがとても良くて、いつも気になるタイトルの本を置いているのでついつい買ってしまいます笑。

この本の中に

「タイミング -迷ったら待つのも有効な手段-」

という章があるのですが、その中で将棋の格言

「迷ったら端歩を突け」

という言葉が紹介されていました。

有効な手段が見つからない時は、端歩を突いて様子を見るという事なのですが、これは将棋に限らず、日々の色んな事に応用が効くなと思いました。

仕事でもプライベートでも、自分から動きたいけど、それが返って逆効果になるような時は結構ありますよね。

営業アプローチしている検討中のお客さんに、再度連絡を入れた方が良いのか、待った方が良いのか。

気になる女性からLINEの返信がない時もそんな感じではないでしょうか笑。

こういう時は得てして、動いた事で逆効果になってしまう事が多いように思います。

そんな時には「端歩を突く」というのも一つの手段かなと思います。

また、端歩というのは全く価値のない手ではなく、相手の動きを止めたり、いざ攻め上がる時の幅を広げる役割があり、そのため「税金(いつか払わなければいけないもの)」と表現されることもあるそうです。

実生活の端歩は何でしょうか。

掃除をする、溜まっていた雑務を片付ける、神社にお詣りをする、カフェで少しのんびりするといったところでしょうか。

動くことで状況が悪くなるときには、あえて動き回らずに、様子を伺いながら好機を待つことも大切ですね。

また、本の中では、

「待つという選択をしたとしても思考停止にはならないようにする必要がある」

「待つのが有効な場面というのは、一つ一つの状況が流動的であっても全体の状況としては均衡が保たれている時だけです」

とも書かれています。

ただ何となく待つのではなく、目的を持って「待つ選択をする」ということが大切なんですね。

羽生さんですが、昨日の王座戦に勝利し、次回は佐々木大地五段と藤井聡太七段の勝者と対戦する事になります。

持ち時間の長い将棋での羽生九段と藤井七段の対戦が実現するかもしれませんね。今からワクワクします。

では。

この記事を書いた人

mako110

原宿でWEBディレクターをやっています。
WEB業界に携わって約15年。独立して7年目です。
自分らしく、働きやすく、周りの人の役に立つ。
そんな仕事をゆるゆるとやっています。