最近テレビでよくみるようになった神田松之丞さん。100年に一人の天才と言われ、現在の講談ブームを牽引しております。また、来年2月に真打昇進を控え「いま最もチケットの取れない講談師」と呼ばれていますが。。
ご存知でしたでしょうか?
末廣亭なら予約不要、早いもの順で並べば見られるということを!!
ということで、昨日は21時半開演の深夜寄席に神田松之丞が出演するというので、20時半に末廣亭に向かい、整理券をゲットしました。
整理番号は275番。末廣亭のキャパがおよそ300人ですので、結構ギリギリでした汗。そして驚くなかれ、料金は1000円ポッキリであります笑!!!
20時半に入場券をゲットした後は、21時半まで新宿三丁目の立ち飲み屋で軽く一杯飲みながら時間を潰し、良い感じでほろ酔いになったところで再度末廣亭に向かいます。
するとすでに、入場のための行列が。。
入場整理券の番号順に並ぶのですが、結構アバウトな申告制なので、自分より後の番号の人でも結構前に進んでる場合もありますし、逆に早く番号をゲットしていても、システムを知らずに後ろに並んでた人もいるみたいでした。
さて、肝心の講演内容ですが、
まずは三遊亭金の助の古典落語「子ほめ」。その後は笑福亭羽光と昔昔亭喜太郎の新作落語が二本続きます笑。
この流れはかなり意外だったのでしょう笑、松之丞も枕でその事をいじっていましたが。。
昨日12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。普段であれば照れてやらないとは言っていましたが、今日は松之丞の卒業講演。
満を辞して「南部坂雪の別れ」を披露してくれました!
楽しい落語から一転、シリアスな話なのですが、その語り口と仕草に、あっという間に飲み込まれる300人の観衆。
会場の空気を一人で操る、まさに千両役者といったところです。
最後に赤穂浪士47志士全員の名前を読み上げる場面は、まさに噺家の真骨頂で、鳥肌が立ちました。。
末廣亭は今年の正月以来、二度目だったのですが、演者の息遣いまで聞こえてくる距離で観劇できるのが素晴らしいですね。
しかし、これで1000円は安すぎですね笑!!また正月に行こうと思います!
それでは。